FX ファンダメンタルズは意味ない?

今日もFXでやってはいけないことを私の失敗談からお伝えしていくシリーズの記事です。

第5回は

「ファンダメンタルズに頼りすぎ」

です。

※ファンダメンタルズの意味

ファンダメンタルズ(英:fundamentals)」とは、日本語で「経済の基礎的諸条件」という意味です。国はもちろん企業などの経済的な状態を示す指標で、経済的に信頼性が高いか否か判断する際に用いられます。

ファンダメンタルズは、株価や為替などの値動きに少なからず影響を与えるため、投資においては重要な指標とされています。

その昔、金融機関で働いたことのある私にとってファンダメンタルズ分析は最もなじみがあり、そこではトレードの基本となるものでした。

どこかの国の経済の動向を示すニュースが発表される直前直後はトレーディングルームは大騒ぎ。

一斉に大声が飛び交う、怒って物を投げるトレーダー、喜びすぎて走り出すトレーダーがいる、カオスな状態でした。

だから私もその時の「指数の発表で相場は必ず動く。大チャンスなんだ!」と言う思いぐせが抜けてなかったんですね。

アメリカの雇用統計が予想より悪い→イェーイ、ドル売りだ、売りまくれ~!

日本の景気動向指数が予想より良い→イェーイ、これ円高まっしぐらでしょ?もう全通貨に対して円高方向のエントリーしちゃうか!

と単純に飛びついてエントリーしていました。

その指標なんて発表される前に既にレートに織り込み済みなんてことも多いのでその通りに動く保証なんて本当はないんです。

しかも予想された数字が市場にすでに織り込み済みの場合は相場の変化がなかったり、下手すると逆に行くこともありますし、読みが当たったとしても相場の動きが激しすぎて利益確定のポイントを逃して逆行して損失になるなんてことも。

ファンダメンタルズは意味がないのではなくむやみに「さわるな、危険!」って感じです。

そしてたいていのFX猛者たちはファンダメンタルズよりテクニカル分析を大切にしています。

師匠SORAさんの資金ゼロで始めるFX講座でもここを徹底してレクチャーしています。

テキストのお申し込みはこちらから

テクニカル分析(英: technical analysis)とは、主に株式・商品取引・為替等の取引市場で、将来の取引価格の変化を過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法。

経済情勢分析に基づいて行う手法「ファンダメンタル分析」と相対する概念である。

SORAさんのFXサロンではテクニカル分析において過去チャートをしっかり検証する大切さも教えてくれますよ。

ファンダメンタルズにとりつかれたようにトレードを考えていた当時の私は

「フィギュアスケートの選手になるためにスピードスケートを毎日死ぬほど練習している」

みたいな状態だったんですよ。

それじゃ上手く行かないわけだ~!

FXの実践ではテクニカル、過去チャートとの向き合いかたは大事なんですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

記事ページ内に広告を含む場合があります

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。