ホロスコープ 4ハウスの意味
今日はホロスコープ4ハウスのお話です。
ホロスコープで4ハウスに太陽や月というようなその人の生き方や心をを表す星座が入っていると
「やっぱり家が一番!」
「なんか家や家族が気になる!」
と言う方が多いんですよ。
4ハウスの意味は
- 家
- 家族
- 家系
- 故郷
- ルーツ
- 基盤となるもの
- 安住できる場所
です。
特に4ハウスに太陽などの社会的なあり方を表す天体がある人は、いつも無意識に
家や家族のことが気になります。
何かと頼られやすく家のことを任されやすいのが長男や長女です。
しかしたとえぱ生まれた家を出て自由に暮らしている末っ子でも4ハウスに太陽のような強い天体があると実家のことが心の奥でかなり気になる人が多いようです。
成人したあとに、年老いた故郷の親は他のきょうだいが近くで面倒を見ていると言うような人でもここに太陽があると「故郷の親ときょうだいはちゃんとやれているだろうか?」と気になり、手や口を出したくなると言うことも。
幼い頃から家族が仲良くうまく暮らせるように自分は常に気にしながら行動していたなんて人もいます。
親からほめられることを先回りしてやったり、きょうだいの欲求を叶えるために自分が我慢したりすることが密かに喜びだったと言うケースも見受けられます。
4ハウス太陽の性質が、家庭が平和であることや家族がつつがなく暮らせることが自分の存在する意義だと感じさせているのかもしれません。
あとは高校野球などの全国大会などでは地元愛がすごく出て故郷のチームをヒヤヒヤワクワクしながら派手に応援してしまうなどの一面もありますね。
これは微笑ましい。
4ハウスは「ホーム」ですから、家族、育った家、そして生まれ故郷に強い愛着をもちやすくなるんですね。
4ハウス 太陽と月の違い
さて、4ハウスに自分を表す天体である太陽がある場合と月が場合ではどのような違いがあるのでしょうか?
4ハウスに太陽や月がある人は家が大好き。
外でワイワイやるのも楽しいけど、一番落ち着いて自分が幸せを感じるのは自分の部屋!という人が多いです。
4ハウスに太陽がある人は家で仕事をしたい、あるいは実際に在宅で仕事をしている人も多いようです。
4ハウスに月がある人も同じく
家が大好き、家にいる時間が一番安らぐ~!
というタイプですが、月は自分の本当の心を表すので感覚的であり、この「好き」はあらがえない感情。
ただ快適で安心できる家のことが大好き!という感覚が自然にわき起こります。
しかし4ハウスが太陽の人は同じように家が好きだとは言え、感覚的な愛着だけではなく
「家の責任を負わなくては!家や家族を守らなくては!」
と言うような理性的な思考が強くなります。
特に生まれ育った実家に対してこの義務感が出ます。
家族のために尽くして役立つことが自分の役目と深いところで感じるているのですね。
4ハウス太陽の人へのエール
4ハウスに太陽がある人で、家のことが気になりすぎてストレスを感じている場合は
「自分は家や家族を大切にするが、家には縛られない」
と、意識を家や家族から少し離してみることが精神の安定につながるはずです。
もし家の責任や家族からの重圧で身動きがとれないほどであれば、それは本当にそうなのか?とよく見直してみても良いかもしれません。
4ハウス太陽の人は家の責任やプレッシャーを特に感じやすいので、人一倍思い込みが強くなっている可能性もあります。
4ハウスはホーム、基盤、安心できる場所。
そんなところを家以外に探して、思いきった精神的な自立をすることが心の安定につながることも視野に入れると良いですね。